GoogleSitesを用いたホームページ作成の概略

2022年7月31日

Googleサイトとは

GoogleサイトとはGoogle社が提供している、無料で利用できるホームページ作成ツールである。

無料でありながら、直感的で簡単な編集作業のみで作成することができ、ちょっとしたカスタマイズや共同編集などできることが多いのが特徴。

広告が表示されないので、訪問者が広告をクリックして意図しないサイトに飛ばされることを防げる。

ただし、スマホから編集はできず、PCでも高度な編集はできないなどの欠点もあり、Googleからのサポートもない。


Googleサイトによるホームページ作成の利点

Googleサイトでホームページを作成するにあたっての主な利点は以下のとおり。

GoogleSites で用いるアカウントを無料で取得するだけ。最大15GBまで無料で使用できる。
別途有料ドメインを独自に契約して利用する場合であっても、Google での追加料金は不要。

下記の「欠点」で取り上げたようにフッター部分に マークが表示されるが、それ以外に商業広告は一切表示されず、無料ホームページにおいてこれが最大の利点ともいえる。広告が表示されることが一切ない。

HTMLやCSSなどの知識は不要で、直感的なボタン操作でテキストを入力したり、画像を挿入するなどの簡単な作業だけでページを作成・編集することができる。

Googleカレンダー、Googleフォーム、Googleスプレッドシート、Googleドキュメント、GoogleDrive、Googleマップ、Youtube など。

アカウントの管理人が別の編集者に権限を与えることで複数人での編集が可能となる(編集者もGoogleアカウントを持っていることが必須)。
ただし特定ページに限定した権限設定はできない(Googleカレンダーを除く)。

GoogleSitesはレスポンシブデザイン対応であるため、特別な設定を行わなくても自動的にPC、タブレット端末、スマートホンに対応したレイアウトに切り替わるようになっている(ただし細かな設定は出来ないため、例えば画像の左右に文字を回り込ませる表示がスマホでは出来ないなどの制約がある)。


Googleサイトによるホームページ作成の欠点

Googleサイトでホームページを作成するにあたっての主な欠点は以下のとおり。

閲覧できるブラウザはGoogleChrome、Firefox、Edge、Safariとなっている。

なおInternet Explorerでも閲覧可能であるが、2022年6月でサポート切れであり、またGoogleDriveに保存されたファイルの閲覧が出来ない。

編集できるブラウザはGoogleChrome、Firefoxのみ(CookiesとJavaScriptがオンになっている必要がある)。EdgeとFirefoxでも可能ではあるが、安定した編集にはGoogleChromeが推奨されている。

スマートホンによる編集はできない。

銅駝自治連合会では有料で独自ドメイン「doda-jichiren.jp」を取得している。
こうした有料のドメイン取得を行わなくてもホームページの開設はできるが、その場合ホームページのアドレスが「https://sites.google.com/view/~」のようになり、見た目がすっきりしていなくて、覚えにくいものとなる。

クリックすると「Googleサイト不正使用の報告」というリンクが表示される。

テンプレート(テーマ)の大幅な変更が出来ず、選択できる表現が単純なものに限定される

無料アカウントでは個人のアカウントとなるため、現在は自治連の情報担当理事が管理者として登録している。
また独自ドメインについても銅駝自治連合会に法人格がないため、情報担当理事が個人で契約している


Googleサイトによるホームページの作成方法について

Googleサイトによるホームページ作成方法の概略は以下のとおり。

編集権限を与えられたGoogleアカウントでログインした状態でアクセスする。

初期設定時に行う作業

初期設定時に行う作業

既に作成済みのページを編集する際は当該ページ名を選択。

新たに作成する場合は をクリックして作成するか、既存のページ名の右側の︙をクリックして現れるメニューから「ページのコピーを作成」を選んで複製を作成し、ページ名を変更する。

「挿入」タブを選択して「テキストボックス」から文字を入力・表示させるか、「画像」でパソコン上の画像をアップロードしたり、「画像」→「選択」あるいは「ドライブ」でGoogleDriveに予め保存しておいた画像を表示させる。

複数ページの編集を連続して行った場合は、未公開分の全ページを一挙公開することになる
公開直前に変更部分の確認は可能。
編集履歴がGoogleDrive内に保存されているため、指定した日時の段階に戻すことも可能。